【開催報告】あいあう会公開講座「性の多様性」

5月17日(月)、富山別院本堂にて、あいあう会公開講座を開催しました。講師に富山大学の林夏生先生、そしてLGBT当事者の方お2人に来ていただきました。

あいあう会では、ここ数年来「性の多様性」をテーマとして学習会と公開講座を開催しています。

近年、ニュース等でも「LGBT」という言葉を聞くと思います。これは、

レズビアン(女性同性愛者)
ゲイ(男性同性愛者)
バイセクシュアル(両性愛者)
トランスジェンダー(身体の性別と性自認が異なる人)
の頭文字を取ったものです。

大事な事は、これらの人々は「自然に」そうなっているのであり、趣味でも病気でもないこと。そして本人の意思で変えることもできない、ということです。人間の性のあり方は実はとても多様であり、全員が「自分の望む生き方」を持っているのですね。

以下は、参加レポートです。

LGBT当事者の方も参加していただいた

自分には関係ない、とか知らないから、とかで何でもスルーするのではなく、だからこそ足を運んで「問う」ことを課題にしていただきたい。
今回は、当事者のお2人にも参加していただき、生の声を聞かせていただきました。
今、私たちはどうしたらいいでしょうかと尋ねましたら、自然に、そしてありのままの私を受け入れてくれたらいいと言われました。
何か、今の私たちの学びと重なるものを感じました。みんな差別や偏見なく、風通しのいい社会になれば、皆が楽になれるのだなあと感じました。まずは知ることから始めたいと思います。

(あいあう会会長 佐伯由加利)