2020年 各組報恩講の状況・各寺聞法会の様子

各組報恩講の状況

各寺での報恩講はおおよそ終了している時期ですが、コロナ禍の終息は見えません。

今後の様々なお講、聞法会を開催するときの参考とするため、情報を共有したいと考え、各組の報恩講について組長のみなさんに聞き取りをした内容を掲載します。組や小会ごとに指針を定めたところもあります。最終的には個々の様々な状況から、各寺判断となっています。


●9組

組内で指針を定め(マスク着用、消毒用アルコール用意、お斎は中止、等)文章化。それを基本としつつ最終的には各寺院で判断。法中参勤(参り合い)をした寺院、院内勤めにした寺院、報恩講を中止した寺院、それぞれある。

●10組

富山小会、浜小会では基本参り合いを無しとし、野下小会では各寺判断となった。日程を短縮したり中止した寺院、参詣の門徒方も全員ではなく役員のみとした寺院など、さまざまである。

●11組

北小会、南小会は基本参り合いは無しとした。滑川小会、中小会では各寺判断。人数を減らして参り合いをしたり、院内勤めとしたり、時間短縮、中止、それぞれある。

●12組

魚津小会、経田小会では参り合いについて各寺判断。黒部小会は例年通り参り合いをする。報恩講を中止した寺院もある。黒部小会では、3年前から希望寺院の報恩講日程を掲載するチラシを作成している。

●13組

組全体として参り合いをする、お斎はやめる、の2つを基本とし、あとは各寺判断。参加する人数を減らしたり、日程を短縮したり、お斎の代わりに持ち帰り弁当や記念品にするなどの工夫。院内勤めとした寺院もある。


各寺聞法会の様子

情報をいただいたいくつかの寺院について、写真で様子をお伝えします。

◆富山別院 報恩講

入り口で体温計測

受付ではアルコールやアクリルボードでコロナ対策

十分な間隔を空けた座席

マウスシールド着での読経

法話もマウスシールドとアクリルボード使用。
反射で講師の顔が見えづらいとのご意見があった。

1日終わるごとにアルコールで会場を消毒


◆9組 西圓寺 報恩講

外陣と参詣席の間にビニールシート設置

受付にアクリルボード

法話はマスク着用のみ。アクリルボードが無いと顔がよく見える。


◆11組玉永寺 報恩講

門徒さんと外陣でお勤め

報恩講の勤行を声明会で練習した門徒さんが外陣に入っています


◆12組長安寺 報恩講

間隔を空けた座席

マウスシールド着での読経

マウスシールド着で法話。
マスクやアクリルボードより顔と表情が見えやすい。