２０２１年４月１３日、本山女性室主催「女性会議」が開催され、コロナ禍で集まることが難しい中、全国のいくつかの教務所にインターネットライブ中継をするサテライト会場が設けられました。富山教務所も会場を設け、６名の方に参加いただきました。
講師は山内小夜子さん・見義悦子さんのお2人。宗門では女性の住職就任はおろか得度すらできなかった差別の歴史や、今日までに取り組んできた女性解放（ひいては男性解放）のあゆみ、そして教団問題や宗門人の様々な差別発言等の問題をきっかけとして、女性たちが目覚めていったことが臨場感をもって語られました。
私たちが仏から願われているのは、一人ひとりが輝きながら互いに平等に出遇っていく世界であり、また現実にはそうなっていない我が身や社会の事実を知ることだと思います。あらゆる差別問題から、我が身や社会のありさまが問われ続けていること、そしてその状況の改善のために知ること・気づくこと・声を上げていくことが大切だと感じました。
見義悦子さんの講義を富山教務所から全国へ配信