去る3月26日(金)、教区教化委員会・門徒研修小委員会の主催で、座談会を中心とした「門徒寺族総合研修会」を開催した。
コロナ禍の中での座談会だったが、広い国際会議場を借り、対策をしつつの開催。約50人の方に参加していただいた。
まず始めに門徒、寺族に分かれて問題を出しあった。
座談① 寺は寺、門徒は門徒で集まって問題を出しあう
つづいて門徒と寺族が混ざった班に組み替え、先ほど出された問題点を話題にして、座談をした。
お寺に対しては、新宗教団体の方がよっぽど真面目に取り組んでいるように思う等とても手厳しい意見や、今のコロナ禍でお寺の事を心配されている声も出た。坊守と言う立場の方からは、御斎は作った方が良いのか、弁当でも良いのか?寺を空けなくては成らない時間があるのだが門徒の方はどう思われるのか?等々、住職の目線では出てこない問題も出た。
座談② 班を再編成。門徒と寺がいっしょに座談
私としては座談会に久々に参加したが、皆さんの意見を聞く大事さを改めて感じた。この座談会の報告は各お寺にも配布される予定だ。これを参考に、コロナ禍でどうやってお寺で行事を行うかを考えるきっかけになっていただきたい。そしてこの研修会が所属寺院を超えて門徒と寺族が率直に話をしていけるような場となり、開催後はそれぞれのお寺や同朋の会などに話し合いの場を開いていって欲しいと思う。合掌
(門徒研修小委員会 副幹事 金山哲成)