幹事が、毎年開催することになった経緯を説明
6月18日(金)、新宗教に関する研修会を開催しました。富山教区では5年前から毎年、この研修会を開催しています。毎年少しずつ内容を変えてきましたが、今回は原点に帰ってこの研修会を始めるきっかけとなった事件に関する団体を中心に学びました。
会場の人数制限の問題もあって大々的な宣伝をしませんでしたが、14名の方が参加してくださいました。来年度も同様の内容とし、ネット中継によって複数の会場をつないで同時に開催しようと計画しています。
以下は、参加レポートです。
瓜生先生から、新宗教やカルトについてのわかりやすいお話
去る、6月18日(金)に開催された『新宗教に関する研修会』に参加しました。これまで身近なところで、上市町の浄土真宗本願寺派寺院の他宗教への譲渡や様々な新宗教に関する報道は聞いてはいましたが、具体的な中身に関する知識も乏しく、門徒さんから聞かれたりしても「お東とは違うんよ」程度の返答しかできないことがきっかけの参加でした。
新宗教団体の、時代社会への適応能力の高さ、情報発信の手法は見習うべき点も多く、新宗教に惹かれる理由①親身になって話を聞いてくれる、②学びたい気持ちや問いに答えてくれる、ということが印象に残りました。①と②は僧侶としてとても大切なことであるけれども、果たして自分が出来ているか?と自身の姿勢について考えさせられました。新宗教に関する知識もですが、それ以上に有縁の方との対話、教えを求める人たちと新しく出遇う活動の大切さを学ぶことが出来ました。
(第10組 正覺寺 犬島久世)